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私立高校と公立高校ってどう違うの?

簡単に私立と公立の特色や入試の制度をまとめておきますのでご参考になれば幸いです。

もっと詳しく聞きたいという場合は塾にお問い合わせください。

 

➣私立高校の特色

  • 生徒の個性重視、学校の特色づくり、学習内容の質的向上が進んでいる。
  • 中学校の学習状況(実力テスト)を重視する。内申書(通知表)を見る学校もある。
  • 面接試験が合否の判定に影響する。面接の内容は、志望動機や将来の進路希望、中学校での諸活動など。
  • 特別奨学金制度を設けて学習成績や運動技能能力により、入学金、授業料、交通費などの経費を軽減したり免除したりする学校がある。
  • 大学進学を希望する生徒のための「特進コース」や、その他特色あるコースを設けている。
  • 海外留学やホームステイなど独自の取り組みをしている。
  • 受験教科が少ない(2教科)学校がある。
  • 受験料は5~2万円、入学金は20万円程度、授業料は所得に応じて増減がある。

(世帯収入が590万円未満の場合は授業料不要、590~800万円未満では年額20万円など。)

 

➣公立高校の特色

  • 特別選抜(一部専門学科)と一般選抜(普通科など)の2回受験が可能。
  • 調査書の評定(中1~中3)と入試当日の学力検査の得点を合わせた点数で合否判定をする。
  • 学力検査はすべての学科で5教科実施。一部の学科では実技検査がある。
  • 同一校での複数学科の志望が可能。
  • ボーダーゾーンが設定されている。自己申告書、調査書の「活動・行動の記録」の記載事項により、その高校が求める生徒像に見合う人を優先的に合格させることができる。
  • 受験料は2,200円、入学金は5,650円(高専は各2万円、9万円)、授業料は不要。(無償)

◆内申点の内訳は(中1学年末9教科の通知表×2+中2学年末9教科の通知表×2+中3学年末9教科の通知表×6)で合計は450点です。合否はこの内申点と当日の学力検査の得点(90×5教科で450点)で決まります。それぞれ点数が出れば傾斜配点により点数を計算しなおし、合計点数で合否を判定します。傾斜配点は各学校で決められています。

2022年6月22日

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