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高校受験のパターンと受験方法

  ①私立専願
合格すれば必ず入学することが条件です。合格には有利。また成績優秀者は特待生も。いろいろなコースがあり、第2、3志望と回すことも可能です。(これを回し合格といいます) 不合格の場合は私立1.5次入試がありますが、受験できる学校は限られています。また、公立高校を受験することができます。


  ②私立併願+公立(特別・一般)
私立をすべり止めで受験し本命は公立高校。公立に受かれば必ず入学しなければなりません。
私立受験で優秀な成績をとった場合、専願に切り替えれば特待生扱いになることがあります。
不合格の場合(ほとんど無い)は私立1.5次入試がありますが、併願で受験できる学校は限られています。また公立の一本勝負もできますが、これは極力避けたいところです。


  ③公立(特別)+公立(一般)
    公立の受験は特別入試と一般入試があります。特別入試で合格すれば一般入試を受験することはできません。特別入試を実施する学校学科は次の通りです。


◆工芸高校
(建築デザイン科、インテリアデザイン科、プロダクトデザイン科、映像デザイン科、
ビジュアルデザイン科、美術科)
◆港南造形高校(総合造形科) ◆岸和田市立産業高校(デザインシステム科)
◆水都国際高校(グローバル探究科)
◆摂津高校(体育科) ◆大塚高校(体育科) ◆汎愛高校(体育科、武道科)
◆桜宮高校(人間スポーツ科学科)
◆東住吉高校(芸能文化科) ◆咲くやこの花高校(演劇科)
◆夕陽丘高校(音楽科)

総合学科(エンパワメントスクール=学び直し)の学校は、淀川清流、成城、西成、長吉、箕面東、布施北、和泉総合、岬の8高校およびクリエイティブスクールとして、大阪わかば(旧勝山高校)と中央高校があります。クリエイティブスクールというのは単位制の昼間・夜間の高校です。また、工芸高校と港南造形高校には普通科はありません。学校自体が専門学科の高校です。尚、かつての市立高校はすべて大阪府立高校になりました。
次号では私立高校と公立高校の違いや入試の仕組みなどを掲載する予定です。

2024年5月15日

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